群馬県立近代美術館
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矢印 企画展示
矢印 コレクション展示

企画展示

関東南画のゆくえ 江戸と上毛を彩る画人たち
 展覧会ちらし
18世紀、文人画などの中国絵画に影響を受けておこった南画は、はじめ関西で描かれ、確立された後、各地へと伝播しました。江戸時代後期には、さらに地域ごとに独自の展開を見せながら広く愛好され、近世絵画史を彩る人気画派の一つとなります。 谷文晁は、18世紀から19世紀にかけての江戸画壇で中心的役割を担った画人で、関西とは異なる展開を見せた関東南画の大成者です。ありとあらゆる画技を学び、独自の画風を作り上げました。様々な文化人たちと交遊するとともに、立原杏所や渡辺崋山、椿椿山、高久靄厓ほか多くの門人を輩出し、その影響は地方へともたらされていきました。 本展では、江戸から広まった関東南画を軸に、文晁ら江戸を中心に活躍した画人たちと、金井烏洲や矢島群芳、松本宏洞ら上毛(*)の画人たちの作品を紹介します。関東南画を一地域からみつめ、その展開と人々のつながりをたどりながら、作品のもつ多彩な魅力に迫ります。
*近世における群馬県の地域にほぼ相当する名称には「上野」や「上州」がありますが、別の地域と混同しやすい等理解しづらいため、本展では、金井烏洲『無声詩話』や、近代以降に群馬県の文化、美術を語る言説に用いられた「上毛」を用いて緩やかな時代・地域的区分を表しています。
1 谷文晁《隅田川両岸図》
2 谷文晁《渓山訪友図》
高久靄厓《秋山訪友図》
3 
椿椿山《君子長命図》4  立原杏所《秋山獨歩図》
5 
松本宏洞6 
矢島群芳《四季花鳥図》冬7-1  矢島群芳《四季花鳥図》秋7-2  矢島群芳《四季花鳥図》夏7-3  矢島群芳《四季花鳥図》春
7-4 
8-1金井烏洲《四君子帖》(菊図部分)   8-2金井烏洲《四君子帖》(蘭図部分)
                    
1.谷文晁《隅田川両岸図》 群馬県立近代美術館 戸方庵井上コレクション 後期展示
2.谷文晁《渓山訪友図》東京富士美術館蔵 ⓒ東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom 後期展示
3.高久靄厓《秋山訪友図》 栃木県指定文化財 栃木県立博物館蔵 前期展示
4.椿椿山《君子長命図》板橋区立美術館蔵 前期展示
5.立原杏所《秋山獨歩図》 板橋区立美術館蔵 後期展示
6.松本宏洞《圯橋遭神図》 群馬県立近代美術館蔵 全期展示
7-1.矢島群芳《四季花鳥図》4 幅対のうち冬  高崎市タワー美術館蔵 後期展示
7-2.矢島群芳《四季花鳥図》4 幅対のうち秋  高崎市タワー美術館蔵 後期展示
7-3.矢島群芳《四季花鳥図》4 幅対のうち夏 高崎市タワー美術館蔵 前期展示
7-4.矢島群芳《四季花鳥図》4 福対のうち春 高崎市タワー美術館蔵 前期展示
8-1.金井烏洲《四君子帖》(菊図部分) 群馬県立歴史博物館蔵 前期展示
8-2.金井烏洲《四君子帖》(蘭図部分) 群馬県立歴史博物館蔵 前期展示


会  期  2021年9月18日[土]-11月7日[日]
 午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日(ただし9月20日は開館)、9月21日(火)
会  場  群馬県立近代美術館 展示室 1
観 覧 料  一般:900(720)円、大高生:450(360)円 
 *(  )内は20名以上の団体割引料金
 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
 *10月28日(木)群馬県民の日は無料
主  催  群馬県立近代美術館
後  援  朝日新聞前橋総局/産経新聞前橋支局/上毛新聞社、
 東京新聞前橋支局/毎日新聞前橋支局/読売新聞前橋支局
 共同通信社前橋支局/時事通信社前橋支局/群馬テレビ
 NHK前橋放送局/FM GUNMA/ラジオ高崎
助  成   芸術文化振興基金 
関連事業
  • 記念講演会「意外に愉快な関東南画―饒舌館長口演す―」
    講 師:河野元昭氏(静嘉堂文庫美術館館長)
    開催日時 : 9月25日(土) 14:00~15:30
    会 場 : 2F講堂
    定 員 : 70 名  ※ 要申込・参加無料 
  • ミュージアム・レクチャー
    ①「北関東における関東南画の広がりと展開」
    講 師:藤和博氏(元茨城県立歴史館首席研究員)
    橋本慎司氏(栃木県立美術館技幹兼学芸課長)
    太田佳鈴(当館学芸員)
    開催日時 : 10月3日(日) 13:30~16:00
    会 場 : 2F講堂
    定 員 : 70 名  ※要申込・参加無料
    ②「崋山と椿山、地方の書画文化とのかかわり」
    講 師:増山禎之氏(田原市博物館館長)
    10月30日(土) 14:00~15:30
    会 場 : 2F講堂
    定 員 : 70 名  ※要申込・参加無料 
    >>申込方法はこちらをご覧ください。
  • 学芸員による作品解説会
    開催日時 : 9月20日(月・祝)、10月6日(水)
    10月27日(水)、11月3日(水・祝)
    各日14:00~15:00
    会 場 : 2F講堂 定員70 名  ※申込不要・要観覧料 

コレクション展示


日本と西洋の近代美術 III
■展示室2 9/11[土]-11/7[日]
当館の収蔵品より、印象派から20世紀前半の西洋近代絵画ならびに彫刻、群馬ゆかりの作家や明治から昭和を代表する作家たちによる日本近代洋画を展示します。
>>出品作品リスト(PDF356KB)
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現代の美術 II
■展示室3 9/11[土]-11/7[日]
多彩な表現による20世紀後半以降の美術を紹介します。
>>出品作品リスト(PDF118KB)
room2


鶴岡政男 ドローイングと立体
■展示室4 9/11[土]-10/10[日]
鶴岡政男は形をとらえるスタイルを絶えず変化させながら、日本の戦後洋画史上、独特の視点で社会問題や人間の本質を諷刺し続けました。今回はドローイングと立体にあらわれた鶴岡の飄逸な表現をご紹介します。
>>出品作品リスト(PDF323KB)
room4


揺れる光/拡散する色彩
■展示室5 9/11[土]-11/7[日]
オノサト・トシノブは規則的な色面で画面を分割し、李禹煥は単色の蛍光塗料により空間を変質させます。加藤アキラや保田春彦、清水九兵衞は金属による光の反射を巧みに操り、鈴木ヒラクは光の軌跡をドローイングの線でとらえます。鬼頭健吾のインスタレーションは、まさに色彩と光そのものを見せるための装置と言えるでしょう。
>>出品作品リスト(PDF143KB)
 鬼頭健吾《active galaxy》 寄託作品 [撮影:木暮伸也]


南画の系譜 I/南画の系譜 II
■展示室7  I : 9/11[土]-10/10[日] / II : 10/12[火]-11/7[日]
企画展示「関東南画のゆくえ 江戸と上毛を彩る画人たち」に関連して、「南画の系譜Ⅰ」では近世の関西の南画、関東の南画を、「南画の系譜Ⅱ」では近世末期から近代にかけての南画を当館所蔵品および寄託作品よりご紹介します。中国絵画に大きな影響を受けながら、西洋絵画や日本の伝統的な絵画様式も取り入れて展開した南画の魅力を、地域や時代をたどりながらお楽しみください。
>>出品作品リスト(PDF180KB)
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