群馬県立近代美術館
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矢印 企画展示
矢印 コレクション展示

企画展示

デミタスカップの愉しみ

本展ではデミタスカップ・コレクター村上和美のコレクションから精選したデミタスの逸品約380点を紹介します。16世紀から17世紀にかけて東洋から西洋にもたらされた喫茶の習慣と上質な陶磁器は、その後のテーブルウェアの成立や、装飾芸術の発展に貢献しました。江戸初期の伊万里焼や柿右衛門など日本の磁器も、優れた色絵の技術や異国的な文様で人気を博しています。そして東洋陶磁器に魅せられた王族や大貴族がそれらに匹敵する磁器生産の試みを後押ししていきました。
ヨーロッパのテーブルウェアの様式は19世紀に確立しますが、そのなかで異色な存在として現れたのが、濃いコーヒーを飲むための小さなコーヒーカップ、デミタス(Demitasse)でした。中産階級が台頭したヨーロッパではコーヒー文化が浸透するとともにデミタスも広まっていったのです。
19世紀の半ば以降には、日本的なモチーフや構図を発展させたジャポニスム様式が異彩を放ち、欧州の名窯がその国ならではの特徴あるデザインを提示し、さらに世紀末にはジャポニスムの影響を受けたアール・ヌーヴォー様式が発展、そして1920年代からはアール・デコ様式のデミタスが登場します。また日本がヨーロッパ向けに生産した作品も加わります。 生活の場面を彩り、時代の感性を映し出すデザインの変遷を味わいつつ、掌に載るサイズに大胆な、また繊細華麗な技巧を凝縮したアンティーク・デミタスの豊かな世界をお楽しみください。

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1 ミントン窯 デザイン:クリストファー・ドレッサー 《ターコイズ地七宝繋ぎに花文カップ&ソーサー》
  (1871 年) 
2 ジャポニスム コールポート窯《金プラチナ彩菊花文カップ&ソーサー》
 (1881-1890 年)
3  シャルル・アーレンフェルト窯《金彩花鳥文カップ&ソーサー》(1894-1930 年代) 
4 アール・ヌーヴォー KPMベルリン窯《金彩花卉文ハイハンドルカップ&ソーサー》
  (1902 年) 
5 アール・デコ ソーホーポタリー《「パーム」カップ&ソーサー》 (1930年代)
6 マイセン窯 (1860-1880 年)
7 コールポート窯《メダリオンとジュール金彩カップ&ソーサー》(1891-1919 年) 
8 サルヴィアーティ窯(1800 年代後期)
9 ピルケンハンマー窯《金彩花鳥文角形カップ&ソーサー》(1887-1918 年) 
10 メーカー未詳、イギリス(1900 年) 
11 ロイヤルウースター窯  絵付け:ホラス・プライス(カップ)、エドワード・タウンゼント(ソーサー)
  (1930-1932年)
                                    以上全て 村上和美コレクション


会  期  2021年4月17日[土]-6月13日[日]
 午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日  月曜日(ただし5 月3 日は開館)、5月6日(木)
会  場  群馬県立近代美術館 展示室 1
観 覧 料  一般:900(720)円、大高生:450(360)円 
 *(  )内は20名以上の団体割引料金
 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主  催  群馬県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協  賛  ライオン、DNP 大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
特別協力  リボリアンティークス、ロムドシン
監  修  岡部昌幸(当館特別館長・帝京大学教授)
関連事業
  • 記念講演会
    「デミタスは世界をめぐる-その誕生、産業、技巧、収集、美
     講 師:岡部昌幸(本展監修者・当館特別館長・帝京大学教授)
     5月16日(日)14:00-15:30
     会 場 : 2階講堂
     定 員 : 70 名 ※要申込・参加無料
  •  >>詳しくはこちらをご覧ください。

  • ワークショップ 「大きなデミタスカップ(?)に描こう!」
    本展に合わせて制作し、その成果を美術館のホールにてお披露目します。 
     定 員10組 ※要申込・参加無料
     >>定員に達したため受付は終了しました。

  • 学芸員による作品解説会
     開催日時:4月24日(土)、5月19日(水)
     各日とも14:00-15:00
     会 場:2階講堂
     定 員 : 70名 ※申込不要、要観覧料

   ■「デミタスカップの愉しみ」VR画像
 ■村上和美氏 Instagram

コレクション展示


日本と西洋の近代美術 I
■展示室2 4/17[土]-6/13[日]
当館の所蔵作品より、印象派から20世紀前半の西洋近代絵画ならびに彫刻、群馬ゆかりの作家や明治から昭和を代表する作家たちによる日本近代洋画を展示します。
>>出品作品リスト(PDF215KB)
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現代の美術 I
■展示室3 4/17[土]-6/13[日]
多彩な表現による20世紀後半以降の美術を紹介します。
>>出品作品リスト(PDF312KB)
room2


シャガールの版画
■展示室4 4/17[土]-5/16[日]
 
>>出品作品リスト(PDF135KB)
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陽のゆらめきと風のながれを感じて
■展示室5 4/17[土]-6/13[日]
昨年度新たに収蔵した秋岡美帆(1952-2018)の2作品を中心に、陽の光や風を感じさせてくれる作品を特集します。
>>出品作品リスト(PDF315KB)
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四季のうつろい
■展示室7 4/17[土]-5/16[日]
当館の設立に尽力した高崎市の実業家・井上房一郎氏より寄贈された「戸方庵井上コレクション」の名品を中心に、四季をテーマにした日本絵画を紹介します。
>>出品作品リスト(PDF149KB)
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