2023年7月2日(日)
友の会ミュージアム・コンサート~平和と愛~ 2023年8月13日(日)開催
演奏曲目(予定)
平和と愛をテーマに
ウクライナの曲
Melody ヴァイオリンとピアノのデュオ
ウクライナ国歌など
ピアノソロ 夢 ドビュッシー作曲
アヴェ・マリア C. F. グノー作曲
愛の挨拶 エルガー作曲
白鳥 サン=サーンス作曲
見上げてごらん夜の星を 坂本九
星に願いを ディズニー
ジュ トゥ ヴ エリック・サティ作曲
演奏者プロフィール
トルマチョヴ・グリェブ(チェロ)
2019年にハリコフ国立芸術大学を卒業し、「ミュージカルアート」の修士号、プログラム「オーケストラ弦楽器」、専門資格「オーケストラのアーティスト、室内アンサンブルのアーティストとの共演など、ヨーロッパを中心に演奏活動を行っていましたが、2022年の祖国ウクライナの戦争により日本に避難してきました。
アンサンブル(デュエット、トリオ、カルテット、クインテット)のチェロとして、クラシック音楽と現代音楽の多くの国内および国際的なフェスティバルで演奏の他、レオニード・ゴロホフ(イギリス/ドイツ)、ヴァレリー・ソコロフ(ウクライナ/ドイツ)、ラズロ・フェーニョ(ドイツ)、デニス・セヴェリン(フランス)、オケアン・エルジー、TNMK、ラジカセなどのウクライナ国内の楽団との共演を重ね、イタリアの作曲家ガブリエル・ディナロをはじめ、ヨーロッパとウクライナの作曲家の作品を得意としており、世界中の様々なホールで著名な指揮者や奏者たちとの共演を重ねています。
アレクサンドラ・ホルブロヴァ(ヴァイオリン)
南部のクリミア半島近く都市ムィコラーイウの出身です。
8歳から音楽家である母親の影響でヴァイオリンを始め、ロシア国立社会大学(2019-)を、本来なら今年2023年に卒業予定でしたが、ウクライナ侵攻の勃発により卒業ができず、日本に避難してきました。一時は戦火を逃れて大好きなヴァイオリンが弾けないこともありました。なお愛用のヴァイオリンは、お父様の手作りとの事です。以下、本人から日本の皆さんへ宛てたメッセージです。
「日本は安全な国であること、そして人の親切さに触れ日本が大好きになりました。
しかし安全な日本の暮らしのなかでも終わりの見えない戦況にウクライナにいる家族のことを思うと心が痛いです。今のわたしにできること、それはウクライナの伝統音楽やクラッシック、ポップスと幅広くもっとウクライナのことを知ってもらい多くの方々に伝えられたらと思います。
福田美成子(ピアノ)
高崎市出身。高崎経済大学附属高校音楽科、武蔵野音楽大学ピアノ科、同大学別科を卒業し、渡仏。フランスのパリ・エコールノルマル音楽院 最上級課程修了。ソロともに室内楽を学ぶ。フランス在学中、ビリー・エイディ、マリー・カトリーヌ・ジロ氏、室内楽をニーナ・パタルチェク氏の 各氏に師事 。ニース夏期国際音楽アカデミー、フランス地方のシャトールーなどの数々の音楽祭・マスタークラスやコンサートに出演。
帰国後、FMラジオ群馬のクラシックコーナー出演、上毛新聞紙・芸術面『旬の人』に掲載。高崎駅ピアノのオープニング式典で演奏。東京・高崎を中心に定期的にソロ・室内楽コンサートなどの演奏活動の傍ら、後進の指導にあたる。