群馬青年ビエンナーレ2015
「群馬青年ビエンナーレ」は、16歳から30歳までの若い世代を対象とした、全国公募の展覧会です。開館以来の長い歴史をもつ「群馬青年美術展」を引き継ぎ、1991年以来隔年で開催されています。
第12回となる今回は、275名から406点の応募があり、一次(書類)審査では90名による101点が通過しました。1月中旬におこなわれた二次(作品)審査の結果、38名による39点が入選を果たし、その中から、大賞1点、優秀賞1点、奨励賞5点、ガトーフェスタ ハラダ賞1点の計8点が入賞となりました。
大賞を受賞した榎本浩子(えのもと・ひろこ)氏の《話したくないこと 英語の勉強 布団を干す》は、自身の家族をテーマにした、映像や素描、書籍、写真などを組み合わせたインスタレーション(空間芸術)作品です。群馬青年ビエンナーレが全国公募になった2001年(第6回)以来、14年ぶり2度目の地元群馬県出身の作家による大賞受賞となりました。
展覧会では入賞・入選作品が展示されます。可能性にあふれる新世代のアーティストたちの新鮮で多彩な表現を、どうぞご覧下さい。
- 会期
- 2015年1月24日(土)から3月22日(日)
午前9時30分から午後5時(ただし入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 毎月曜日(休日の場合はその翌日)
- 会場
- 群馬県立近代美術館 展示室1
- 観覧料
- 無料
- 主催
- 群馬県立近代美術館/上毛新聞社
- 協賛
- ガトーフェスタ ハラダ
- 審査員
- 梅津 元(埼玉県立近代美術館主任学芸員)
大島賛都(アーツサポート関西チーフ・プロデューサー/学芸員)
小沢 剛(現代美術家)
能勢陽子(豊田市美術館学芸員)
町田久美(画家) - 賞
- 大賞:1点100万円(当館買い上げ):榎本浩子《話したくないこと 英語の勉強 布団を干す》
優秀賞:1点50万円:小田原のどか《↓》
奨励賞:5点各10万円:朴ジヘ《Family》、小沢裕子《YOU SAY》、堀川すなお《Tシャツ, C.凸3, Ⅳ》、斉藤邦彦《現像中》、光岡幸一《夢をみない夜》
ガトーフェスタ ハラダ賞:1点50万円(同社買い上げ):鈴木のぞみ《still remember》 - 関連事業
- 表彰式 2015年1月24日(土)午後2時から3時