ものがたり グレゴワール・ソロタレフの世界展
グレゴワール・ソロタレフは、1953年エジプトで画家の母と医師である父との間に生まれ、レバノンで育ちました。フランスに移住後、医学を学び医者になりましたが、自分の子どものために絵本を作ったことをきっかけに、創作活動に専念するようになり、以後、絵本作家、画家として活躍しています。ソロタレフの絵本は、日本でも『オオカミクン』『きみはおおきくてぼくはちいさい』『もうぜったいうさちゃんってよばないで』などが翻訳、出版され、人気を集めました。 また、『サンタクロースの辞典』は1993年のボローニャ国際児童図書展でグラフィック賞を受賞しています。
本展は、ソロタレフの絵本とその他の創作活動を、絵本原画やドローイング、写真作品などで紹介する日本で初めての展覧会です。会期中には、2006年に制作されたアニメーション『U』の上映会も開催します。ユニークな造形感覚と明るく大胆な色使い、人間以上に人間くさい動物やキャラクターたちがいきいきと息づく世界をぜひお楽しみください。
- 会期
- 2013年4月20日(土)から6月16日(日)
午前9時30分から午後5時(ただし入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 毎月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
- 会場
- 群馬県立近代美術館 展示室1
- 観覧料
- 一般:600(480)円、大高生:300(240)円
注:かっこ内は20名以上の団体割引料金
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 主催
- 群馬県立近代美術館
- 後援
- フランス大使館
- 協力
- アンスティチュ・フランセ日本/在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本JAPON
- 企画
- BLUEJAY / KEICHU
- 関連事業
- 記念講演会
「ヨーロッパの絵本世界 ソロタレフからブルーナまで」
アニメーション『U』上映会
学芸員による作品解説会