展示詳細

コレクション展示:時のうつろい

 本展では、日本の近世から近代にかけて、特定の時間や季節、その移り変わりを感じられる作品を、新収蔵作品である海北友松(かいほうゆうしょう)《平沙落雁図(へいさらくがんず)》、狩野尚信(かのうなおのぶ)《朝陽図(ちょうようず)》、椿椿山(つばきちんざん)《歳寒三友図屏風(さいかんさんゆうずびょうぶ)》の3点とともに、書を含めジャンルを問わずご紹介します。例えば、朝、または夜の情景や春夏秋冬といった季節、そして春先から晩秋までのうつろいを表現した作品等を展示しました。作品から感じられる「時」は、画面に表されたどのようなモチーフから、またそれがどのように表現されていることで見えてくるのでしょうか。当たり前に過ぎ行く「時」に注目して、おたのしみください。
 最後に、展示されている作品は一部ですが、当館は寄贈による多くの作品を収蔵しています。未来へと作品をつなぐとともに、こうして展示公開、作品研究などに活用しています。改めてご寄贈いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

コレクション展示作品目録(展示室7)(PDF524KB)

会期
2025年6月3日(火)から7月6日(日)
開館時間
午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日
月曜日
会場
展示室7
観覧料
コレクション展示のみ
一般300円、大高生150円
20名以上の団体割引料金 団体一般240円、団体大高生120円
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料