常設展示 特集:田中功起 「たとえばここ最近の作品をすこし違ったかたちでみせること」
ここ最近、田中功起(1975-)はめざましい活躍をしています。2004年に群馬県立近代美術館で「特別展示 田中功起 買物袋、ビール、鳩にキャビアほか」を開催して以来、国内外で次々と作品を発表し、おおいに注目を集めています。 今回は、その中からいくつかの作品をとりあげ、特集展示します。
たとえば2005年、「GUNDAM 来たるべき未来のために」展のために制作された《アムロとアムロたち》や、2007年、森美術館の「笑い展」に出品された《そうして森美術館にたくさんのたらいが落ちる》が、すこし違ったかたちで展示されます。
《そうして森美術館に…》は、200個のたらいが散乱する展示室で、そのたらいが崩れ落ちるさまを映写する、まさにサイトスペシフィックな作品でした。今回、当館の展示室で新たにセットを組んで撮影をおこない、「群馬県立近代美術館ヴァージョン」として生まれ変わります。
- 会期
- 2008年11月22日(土)から2009年3月29日(日)
午前9時30分から午後5時(ただし入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 毎月曜日(祝日の場合はその翌日)
- 会場
- 群馬県立近代美術館 展示室3
- 観覧料
- 一般:300(240)円、大高生:150(120)円
注:かっこ内は20名以上の団体割引料金
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 主催
- 群馬県立近代美術館
- 協力
- 青山│目黒
- 関連事業
- アーティスト・トーク