群馬県立近代美術館コレクション 3 美術を楽しくみる方法
群馬県立近代美術館のコレクションを昭和庁舎で紹介する展覧会の第三弾です。 今回は、夏休みの時期に合わせて、美術鑑賞の初心者である子供たちにも作品を楽しくみてもらうために、コレクションの中でも比較的面白くみることができる作品を選びました。もちろん、一般の方でも十分に楽しめる質の高い作品ばかりです。
あらゆるものを虹の色で描く靉嘔(あいおう)、円を追求し続けたオノサト・トシノブ、なま玉子が割れる瞬間を大きな画面に描写する上田薫、セザンヌを素材に大胆な表現を行う福田美蘭と青木世一、そして、山口薫と田口安男の二人の作品には、思いもしない関係が潜んでいます。作品の鑑賞の方法に決まった型はありません。多様な見方ができるからこそ、何度みても楽しめるのです。
今回の展示ではひとつの見方や、鑑賞のヒントを提供しています。もちろん、それとは違った見方をして頂いても構いません。絵の前で自由に自分なりの解釈を披露して頂くのも、美術を楽しくみる方法なのです。
- 会期
- 2006年7月22日(土)から8月27日(日)
午前10時から午後6時 - 会場
- 群馬県庁昭和庁舎 2F 特別展示室
- 休室
- 会期中無休
- 観覧料
- 一般:100(80)円、大高生:50(40)円
注:かっこ内は20名以上の団体割引料金
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 主催
- 群馬県立近代美術館
- 関連事業
- 造形遊びコーナー「ころころ、くるくるをつくろう!」
ダンス・ワークショップ「おしゃべりなからだ」
親子で楽しむおもしろダンス・ワークショップ