日常の変貌
今回の『日常の変貌』展で紹介するのは、目をそむけたくなるほど、日本的で、土着性が強い作品でありながら、日本独特の風土的湿潤さを払拭し、どこか乾いた清々しささえ感じさせる会田誠、身近な記憶の断片をたどりながら、独自の内省的世界を構成していく大谷有花、倒錯的な肖像のなかに、表象性と性差が入り混じる作品を発表している鷹野隆大、そして、 さりげない風景の中に、欲望と懐疑というイメージを喚起させる平川典俊、という4人の作家です。現代を常に挑発しつづけていく彼らの作品と、現代日本の美術と日常の関係を検証していきます。
- 会期
- 2004年2月28日(土)から4月11日(日)
午前9時30分から午後5時(ただし入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 毎月曜日
- 会場
- 群馬県立近代美術館 展示室3・4・5
- 観覧料
- 一般:500(400)円、大高生:250(200)円
注:かっこ内は20名以上の団体割引料金
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 主催
- 群馬県立近代美術館
- 協賛
- プロラボ・フェニックス
- 関連事業
- アーティスト・トーク