ピカソ《ゲルニカ(タピスリ)》+コレクション名品選
本展では、現在1800点を超える当館のコレクションから、西洋と日本の近代美術の名作を一堂にご紹介します。なかでも、世界に3点残されたうちの1点として当館に所蔵されるピカソの《ゲルニカ(タピスリ)》が、本展のみどころとなります。これは、ピカソの大作《ゲルニカ》(1937年)を原画とし、ピカソの監修・指示にもとづいて、作家がその高い技術を評価したフランスの織り師の手によって作られたタピスリ(つづれ織り)です。原画とほぼ同寸大の横幅7mにもおよぶ本作を通して、戦争の惨禍と不条理を告発する原画のメッセージとともに、タピスリにも強い関心を抱いたピカソの幅広い活動の一端に触れて頂ければと思います。
- 会期
- 2011年7月9日(土)から9月4日(日)
午前9時30分から午後5時(ただし入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 毎月曜日(7月18日(月)、8月15日(月)は開館)、7月19日(火)
- 会場
- 群馬県立近代美術館 展示室 2
- 観覧料
- 一般:300(240)円、大高生:150(120)円
注:かっこ内は20名以上の団体割引料金
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 主催
- 群馬県立近代美術館
- 関連事業
- サンデー・ギャラリートーク