甦る美術館
群馬県立近代美術館は約2年の工事休館を終え、いよいよ活動を再開します。このリニューアル・オープンを記念して「甦る美術館」と 題された本展覧会では、当館2階のすべての展示室、あわせて約2500m2の展示スペースを使い、コレクションから300点以上の作品を一挙に公開します。改修工事により生まれ変わった展示室2ではルノワールやモネをはじめとする西洋近代美術の名品に加え、ピカソの監修のもとに彼の代表作の一つ《ゲルニカ》を巨大壁掛(つづれ織り)に再現した《ゲルニカ(タピスリ)》を展示します。 また、これまで来館者に親しまれてきた日本画、日本近代美術、現代美術の作品をあらためてご紹介するほか、群馬県ゆかりの作家の絵画170点以上を高さ6mまで壁いっぱいに掛け、ダイナミックな展示を展開する一室や、普段は見られない収蔵庫の一部公開など、美術と美術活動を知ることのできる新しい試みを用意しています。
- 会期
- 2008年4月26日(土)から6月22日(日)
午前9時30分から午後5時(ただし入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 毎月曜日(4月28日と5月5日を除く)、5月7日(水)
- 会場
- 群馬県立近代美術館 展示室2・3・4・5・6・7
- 観覧料
- 一般:300(240)円、大高生:150(120)円
注:かっこ内は20名以上の団体割引料金
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 主催
- 群馬県立近代美術館
- 関連事業
- 「ERASED UTOPIA 1968-1973」 磯崎 新への
公開インタヴュー
学芸員による作品解説会
連続美術講座
こどもアートツアー
ミュージアム・オリエンテーリング
記念コンサート
小野田賢三コンピュータミュージックコンサート
ボランティアによる茶席