コレクション展示:花いろいろ
古来、花は日常の悲喜こもごもの場面で、私たちの身近な生活を彩ってきました。同時に、移りゆく季節とともに見せる多彩な花の表情に、人々の心は慰められ、魅了されてきました。
特に作家たちにとって、姿の美しさだけでなく、生命の輝き、儚さをも感じさせる花は、いつの時代も創作の源泉となる主要なモチーフの1つであるといえるでしょう。
今回の展示では、花を描いた江戸から昭和までの作品15点をご紹介します。主題として単独に描かれたものだけでなく、昆虫や鳥、太湖石などと花を組み合わせたものや、中国文化の影響から花や組み合わせに寓意を含むもの、当時流行りの花と狂歌をとりあわせたもの、多種多様な花を装飾的に配したもの、あるがままを観察し対象の本質に迫ろうとするものなど、様々な表現がされています。
展示室に咲き乱れる花々をご堪能ください。
コレクション展示作品目録(展示室7)(PDF144KB)
- 会期
- 2022年7月2日(土)から7月31日(日)
- 休館日
- 月曜日(ただし7月18日は開館)、7月19日(火)
- 会場
- 展示室7
- 観覧料
- コレクション展示のみ
一般300円、大高生150円
20名以上の団体割引料金 一般240円、大高生120円
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料