ベラルド・コレクション 流行するポップ・アート POP ART&Co.
このたび群馬県立近代美術館では、ポルトガル中部、首都リスボンの西北西にある町シントラの近代美術館が所蔵するベラルド・コレクションの中より、厳選されたポップ・アート作品を公開します。このコレクションはジョゼ・ベラルド氏によって、芸術作品は「広く社会に貢献されるべきである」という信念のもとに収集されており、20世紀モダン・アートのまとまったコレクションとしては、ヨーロッパで有数のものです。 今回の展覧会では、ポップ・アートの先駆者マルセル・デュシャンの作品をはじめ、60年代にニューヨークで開花するポップ・アート作品を中心に、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガルスウェーデンなどの作品を含めた80点、64作家の作品を一堂にご紹介いたします。1950年代イギリスに誕生し、特にアメリカの大衆消費社会を背景に発展したポップ・アート。本展は、ポップ・アートを時代の様式と してとらえるのではなく、20世紀以降、コンスタントに現れる、芸術の重要な要素としてとらえ、その全貌を探る意欲的な試みです。コレクターのベラルド氏の個性も感じられるこれらの作品のほとんどが、日本初公開となります。
- 会期
- 2005年2月19日(土)から3月27日(日)
午前9時30分から午後5時(ただし入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 毎月曜日(3/21は除く)、3/22(火)
- 会場
- 群馬県立近代美術館 展示室3・4・5
- 観覧料
- 一般:800(640)円、大高生:400(320)円
注:かっこ内は20名以上の団体割引料金
注:中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料 - 主催
- 群馬県立近代美術館
- 後援
- ポルトガル大使館
- 協力
- エールフランス航空 / エノテカ株式会社
- 関連事業
- 記念講演会
学芸員による作品解説会