群馬県立近代美術館
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コレクション
- 主な収蔵作品

本県ゆかりの作家たち
大澤雅休
1890-1953(明治23-昭和28) 
 群馬県大類村(現高崎市)に農家の長男として生まれる。小学校の教職に就くかたわら文学に親しむ。『ホトトギス』に小説や俳句を発表、1918年アララギ会員となり、22年野菊短歌会を創立して短歌誌『野菊』を創刊するなど、文学の活動で世に聞こえた。書は、43歳で比田井天来に教えを受け、上田桑鳩らが学んだ書道芸術社の同人となってから本格的に始め、間もなく天来の創設した大日本書道院第1回展で最高賞を受賞している。やがて平原社を結成主宰、また書道芸術院の創立にも参加して、書家の研鑚と発表の場を用意し、指導力を発揮した。余白に墨を散らす手法など、雅休の書家としての独創性は、当時として際立つもので、以降の現代書表現の基盤を準備したと評価される。遺作18点は夫人により群馬県へ寄贈され、群馬県立近代美術館に収蔵されている。

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